MGですがivigの効果はいつ頃出ますか?

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2度目の入院で、初めて受けた免疫グロブリン療法(ivig)ですが、5日間の治療が終わってもはっきりと分かる変化を感じないまま退院となりました。

主治医も、免疫グロブリン療法(ivig)は即効性がないので、しばらく様子見という考えのようでした。

となれば気になるのは、免疫グロブリン療法の効果はいつ頃どのように現れるかということです。

私は重症筋無力症の患者の目線でブログを書いています。

記事の内容については、医学的根拠に基づいていない部分もあることを含み置いて読んでいただけると幸いです。

MGで免疫グロブリン療法(ivig)で入院した結果

25年2月10日から2月20日まで、初めての免疫グロブリン療法(ivig)を受けるために入院しました。

当初は、2月いっぱいの入院予定となっていました。

免疫グロブリン療法(ivig)は、10日から14日までの5日間受けました。

土日を挟んで18日からステロイドパルスの予定でしたが、血糖値が微妙だったのでステロイドパルスは中止になり、退院していいよと主治医に言われました。

足の筋肉が落ちていたので、リハビリの方法を確認するために2日を見込んで20日に退院しました。

免疫グロブリン療法の効果は、退院時点で私自身は殆ど感じていませんでした。

主治医からは、首の力が大分回復していると言われましたけど、正直半信半疑な状態です。

唯一良くなったかもと思えるのは、ペットボトルのキャップが問題なく開けられるようになったことでした。

免疫グロブリン療法(ivig)後の変化は?

記事執筆時点で、退院後8日目になります。

この時点で、自覚できる治療の効果は以下の点です。

  • 腕の脱力感が気にならない
  • 首のだるさが減った
  • 声が出しやすい

といったところは、感じています。

ただし、まだ仕事(高齢者介護)に復帰していないので、肉体疲労が少ないということがあります。

24日(月)から仕事に復帰するので、現状の治療効果を感じていることがどう変化するのか期待です。

免疫グロブリン療法(ivig)の効果と副作用は?

免疫グロブリン療法(ivig)の治療効果は、即効性がないために数日から2週間程度見る必要があるようです。

次の受診は3週間後に設定されているので、その頃には具体的な報告を主治医に行えるのではと思われます。

免疫グロブリン療法(ivig)の効果が現れる時期

IVIGの効果が現れるまでの時間は人によって異なりますが、一般的には数日から2週間程度かかることが多いです。
一部の方は治療後3~5日以内に改善を感じることがありますが、1週間~2週間後に徐々に効果を実感するケースもあります。
しかし、すぐに効果が現れない場合もあるため、もう少し時間をかけて様子を見ることが大切です。

免疫グロブリン療法(ivig)の期待できる治療効果

IVIGは、異常な免疫反応を抑えることで、神経と筋肉の伝達を改善する治療です。
具体的には、以下のような症状の改善が期待できます。

  • 眼瞼下垂の改善・・・現時点では不明です
  • 複視の軽減・・・もともと複視はありませんが見にくさは感じています、現時点では不明です
  • 全身の筋力低下の改善(特に首や手足の力が戻りやすい)・・・腕や首のだるさは軽減されてます
  • 嚥下障害(飲み込みにくさ)や発声のしやすさの改善・・・声が出やすくなっています

ただし、どの症状がどの程度改善するかには個人差があります。
また、効果の持続期間は数週間~数か月とされており、一時的な改善にとどまることもあります。

免疫グロブリン療法(ivig)の副作用について

IVIGは比較的安全な治療法ですが、副作用が起こることもあります。
主な副作用には以下のようなものがあります。

① 軽度な副作用(よくあるもの)

  • 頭痛(治療後数日以内に出やすい)
  • 発熱や寒気
  • 吐き気・嘔吐
  • 筋肉痛や関節痛

➡ これらは一時的なもので、多くは数日でおさまることが多いです。

軽度な副作用として挙げられているものは、すべて起きませんでした。

② まれに起こる重い副作用

  • 血栓症(血液が固まりやすくなる)
  • 腎機能障害(特に腎臓が弱い方は注意)
  • アナフィラキシー(アレルギー反応)

➡ 血栓症を予防するために、水分をしっかり摂ることが推奨されています。
➡ 腎臓が弱い方や持病のある方は、医師に相談しながら経過をみることが大切です。

これらの症状は、今後起きるかもしれないので注意しないといけないですね。

免疫グロブリン療法(ivig)の効果が感じられない場合の対策

もし2週間以上経っても改善を感じられない場合、主治医に相談することをおすすめします。
場合によっては、追加の治療(ステロイドや免疫抑制剤)が検討されることもあります。

3週間後の受診時までに、目立った効果が出ない場合は追加治療の可能性があるんですね。

まとめ

免疫グロブリン療法(ivig)を初めて受けましたが、治療の効果がすぐに出ないという特異性のために本当に効果あるのか不安になります。

この治療では

  • IVIGの効果は 数日~2週間程度で現れる ことが多い
  • 筋力の回復や眼の症状改善が期待できる
  • 頭痛や発熱などの 軽い副作用 が出ることがある
  • まれに 血栓や腎機能障害 などの副作用もあるため、水分補給を意識する

ということがあり得るようなので、次回受診時まで観察していくことが必要なようです。

治療前までは、様々な症状を辛いと感じていたものが改善されることにより、QOLの向上が期待できそうですね。

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